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ぬくもり(シズ×キノ)

シズキノでラブラブな短編です。
シズ様視点でキノさんを描いてます。
シズに女の子なところを見せるキノさんとか妄想にも程がありますが、
それがいいのです!!






この少女と夜を共にするのはこれで何度目だろうか?
「…いいですよ…シズさん…」
恥ずかしそうに伏せられた目、赤く染まった頬、昼間の逞しいキノさんからは想像もつかない女の子らしい表情。
最初に出会ったときは、こんな顔を見せてくれるなんて思ってもいなかった。
「キノさん………」
なるべく優しい表情を崩さぬよう微笑みかける。その実、内心は湧き上がる愛しさ、胸の高鳴りを押さえつけるのに必死だ。
すっと力を抜いてもたれかかってきたキノさんをそっと抱き寄せる。頼りないぐらいに小さな肩は、すっぽりと俺の腕の中に収まってしまう。
無言のままで、どちらともなくキスを交わす。知らず知らずの内に、キノさんを抱き締める腕に力がこもっていく。
そのままゆっくりとベッドの上に押し倒す。唇を離すと、目をとじたまま不安げに震えるキノさんの顔が見えた。やはりまだ男性に体を委ねることに恐れがあるのだろうか。
目をあけたキノさんは、大丈夫とでも言うように微笑みかけてくる。
キノさんはまだ子供と言ってもいいような年頃の女の子だ。無理をさせてしまっている。俺のために、キノさんは必死に背伸びをしている。
申し訳ない気持ちの一方で、そんなキノさんを愛しいと感じる俺がいる。どんなにしてでも俺と一緒にいたいのだというキノさんの気持ちが嬉しい。
これ以上、キノさんを怯えさせぬように優しく優しく愛撫を始める。他人に触れらることに慣れていない幼い体は、どこまでも敏感だ。
「…あっ…ふああ…あんっ!…や…ああっ!…ああんっ!」
切なげに漏らす吐息が、俺の心を燃え上がらせていく。俺はキノさんの体のいたる所に指を滑らせ、舌を這わせ、思う様にキノさんを味わい尽くす。
「キノさん…きれいだ…」
「…ひあっ…ああっ!…そん…な…ボクぅ…ふああああああっ!!!」
かわいいお尻が俺の手の平の中で震え、細く折れそうな首筋に舌を這わせると戸惑ったように声を上げる。
未発達な胸に手をかけると、いつもキノさんは恥ずかしそうに顔をうつむかせる。小さいことを気にしているのかもしれない。
以前「可愛い胸だ」と言ったときには、しばらく不機嫌になってしまった事を憶えている。
かわいらしいピンクの乳首をつまみあげると、それだけでキノさんは小さく背中を仰け反らせ、頭を何度も振りながら小さく声を漏らす。
「あっ…ひあっ!…や…そこ…ばっかり…はうぅっ!!」
愛しいキノさんの全てが俺の腕の中にある。夢中になって責める俺の指先に、段々とキノさんの息も荒くなっていく。
段々と火照っていくキノさんの体。頃合を見計らって、俺は右手の指先をキノさんの大事な部分に這い入らせる。
キノさんの体の奥から滲み出したもので、俺の指先がぐっしょりと濡れる。
「…あああっ!!?…や…そこ…まだぁ!!!…ひあああああっ!!…だめぇ!!!」
キノさんの体の中で他のどこよりも熱いそこから、俺の指がかき混ぜるたびに熱い液体が溢れ出てくる。
目の端に涙を浮かべながら、キノさんは喘ぐ。どうしようもない快感の渦の中でぶるぶると震えるキノさんの体を強く抱きしめる。
「あっ!?ああっ!!…くぅ…あっ!!あああああああああああっ!!!!」
どこまでも続く責めに、ついに絶頂を迎えたのか、キノさんの体がビクンと大きく仰け反った。
ぜえぜえと息を切らしながら、キノさんの顔が俺を見上げてくる。
「…は…ああ…はぁはぁ…シズ…さぁん…ボク…もう……」
「わかってる」
俺はうなずいて、キノさんともう一度、口づけを交わす。キノさんの大事な部分に俺のモノをあてがい、挿入を開始する。
ゆっくり、ゆっくりと彼女の中に侵入していくこの瞬間が、実は俺には少し恐ろしく思えてしまう。
俺の腕の中でキノさんはあまりにはかなく感じられて、小さくか弱いキノさんの体を、俺が内側から壊しているかのように思えてしまう。
一瞬動きを止めた俺が顔を上げると、こちらを見つめてくるキノさんと目が合った。嬉しそうに、恥ずかしそうに、キノさんは微笑む。
彼女の手が俺の手をぎゅっと握る。
恐れが吹き飛んだ。キノさんと一つになりたいという気持ちがこみ上げてくる。
「いくよ」
少し照れながら微笑み返した俺は、ゆっくりと動き始める。
「…あっ…ああっ!…はぁはぁ…ああんっ!…や…ひゃんっ!!」
俺のモノが前後に行き来するごとに熱くなっていくキノさんの体、知らず知らずに激しくなっていく自分の動きを止められなくなっていく。
「あっ!…あああっ!!!ひあっ!!ああああああんっ!!!は…やああんっ!!!」
次第に荒くなっていくキノさんの息、突き入れられるごとに快感に震えるその声は大きくなっていく。
夢中で責め続けながら、俺は何度もキノさんの体のあちこちにキスをする。俺の唇が触れるごとに、キノさんの体がピクリと反応する。
「あああっ!!!シズさんっ!!!シズさ…ん!!シズさぁん!!」
涙を流しながら何度も俺の名を呼ぶキノさんの声が、俺の理性を削ぎ落としていく。否応も無く燃え上がる心のままに、キノさんの体に突き入れ続ける。
「あああっ!!!…こんなぁ…きもひよくてぇ…ボク…ボクぅ!!?」
絶え間なく続く快感に耐えかねているのか、キノさんは大きくなっていく声を抑えられなくなっているようだ。
責められ続けたキノさんの心も体も、限界に達しようとしているのだ。
こちらも限界に達しようとしていた俺は、ひときわ深く強く、キノさんの中に突き入れる。
瞬間、キノさんの中で張り詰めていた糸が切れた。
「あっ!?ひああああっ!!!!!シズさんっ!!!シズさああああああんっ!!!!!」
俺の名を叫びながら、キノさんは絶頂に押し上げられた。放たれた熱がキノさんの体を満たしていくのを感じながら、俺は互いに握り合う手の平に、ぎゅっと力をこめた。

「キノさん…愛してる」
キノさんの耳元で囁く。
激しい絶頂にいまだ荒い呼吸を繰り返すキノさんは、涙でぐしゃぐしゃな顔で、それでも精一杯嬉しそうに微笑んで答える。
そして、俺の背中に手を回し、言葉にできない思いを全て託すかのように、強く強く俺の体を抱き締めた。
キノさんの腕のあたたかさにしばらく呆然としていた俺も、少し遅れてキノさんの体を抱き締める。しばらくそのまま俺たちは抱き合う。
「愛してるよ…キノさん」
もう一度つぶやく。
答えは無い。いつの間にかキノさんは眠りの中に落ちていた。しかし、俺を抱き締めてくる腕からは力の抜ける気配は無い。
俺は苦笑して、今夜はキノさんのされるがままになろうと決める。
おだやかなキノさんの寝息を聞きながら、いつしか俺も眠りに落ちていった。

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