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支配する国(キノ・ムリヤリ系)

タイトル通り、キノさんの心と体を支配する狂気の国のお話です。
当然、ムリヤリ系、陵辱描写ばっかりになっています。
閲覧注意です。






間接照明の照らす薄暗い地下の酒場。
そこでボクはもうかれこれ半年もの間、太陽の光を浴びない生活を続けていた。
「おい、K-49番!ご指名だぞ!!」
「……はい」
もうすっかりお馴染みとなった管理番号を呼ばれてボクは指定のテーブルへと向かう。
ボクはもうキノではない。
×××××でもない。
今のボクは旅人ではなく虜囚。
他の大勢の人達と一緒にこの国に囚われ、その所有物となった奴隷の一人だ。
この国の国民全てに与えられる繁栄と享楽の為、国民の数を遥かに上回る囚われ人が働いている。

「おお、来たな来たな。ハハハ、胸こそ小さいが、相変わらずそそられる体つきだ」
「ありがとう…ございます……」
ボクが今身につけているのは黒いエナメルのレオタードに同色の網タイツ、ハイヒールの靴、そして同じく黒のウサギの耳飾りだ。
いわゆるバニーガール。
背中も肩もむき出しのまま、ボディラインも露なボクのその姿を、ボクを指名したその男はねっとりと絡みつくような視線で見つめてくる。
半年経っても消える事のない羞恥に顔を赤らめるボクを見て、男は満足気に笑う。
「さあ、来なさい。今日もたっぷりと可愛がってあげよう」
「あ…うあ……」
男の手がボクの肩を掴み、ボクを強引に自分の膝の上に座らせる。
「まずはご挨拶だ。唇を味わわせてもらおう」
「んっ…んぅ…んんうぅ!?…ぷあっ…ああ…ん…んくぅ…んんぅ……」
ボクは自分を捕らえた男の腕を振り払う事も、しつこく舌に絡みつくキスを拒む事も出来ず、ただ口の中を無抵抗のまま犯される。
酒臭い息と粘度の高い唾液がボクの口の中に流れこんでくる。
不快な筈のそんな感覚の中、だけれど、ボクは下腹部がねっとりと熱を帯びて、頭の芯がボオッと霞んでいくのを感じていた。
(ああ…ダメ…こんなことが…きもちいいなんて……)
耳を澄ませば、暗い酒場のあちこちから同じような女性達の喘ぎ声が聞こえてくる。
薄い胸をまさぐられながら、延々と続くキス地獄の中でボクの思考は蕩けていく。
息継ぎも許されず延々と続くキス責め、舌を滅茶苦茶になぶられる感覚がボクを苛み続ける。
やがて、じっとりと湿りを帯び始めたボクのアソコを撫でた男の瞳に性的興奮と征服感を得た満足気な色が浮かぶ。
「お前は本当に私のキスが好きだな。唇でされるだけでこんなに感じおって。淫乱め。……んぐぅ…ぴちゃぴちゃ…」
「ひむぅ…んん…んぅううううううっ!…んっ!…んっ!…んん――――っっっ!!!!」
やがて、長い長い口内陵辱の果てにボクは全身を引きつらせて絶頂に達する。
ビリビリと痙攣する体に暴力的な快感が流れこんで、ボクの意識は一瞬、ホワイトアウトしてしまう。
そして、ぐったりと崩れ落ちたボクを休ませる事なく、男は今度はボクの素肌にキスを落として、全身を責め立て始める。
「あひっ…ひいいっ!…ああっ…だめっ!…だめーっ!!…そこされたら…ボク…おかしくなって…っあああああああああ!!!!」
全身をゴツゴツした指で嬲られる度に駆け抜ける快感に、ボクはあられもない悲鳴を上げる。
終わることなく注ぎ込まれる快感に、ボクの意識はズタズタに引き裂かれていく。
(…もう…ダメなのかな?…このままずっと…ボクはこの国で……)
抗えない。
反抗の言葉ひとつ放つ事すら出来ない。
奴隷たちは誰一人この国に、この国の国民に逆らう事は出来ない。
ボクを含め、多くの囚われ人達が苛烈な環境に置かれているというのに、この国では暴動一つ起きていないという。

それには全て理由があった。
この国の人間たちによってボク達の体に植え付けられた微小な機械―ナノマシンというらしい―がそれを許さないのだ。
高空から散布されたナノマシンは外の空気を完全に遮断するような重装備でなければ防ぐことが出来ず、
この国の周囲にあった国々、その国民やそこを訪れていた旅の人間は為す術も無く奴隷にされてしまった。
僅かに対化学兵器用の装備に身を固めた軍隊が抵抗を試みたが、圧倒的な科学力に裏打ちされたこの国の強力な兵器の前に一網打尽。
ある者は殺され、ある者はボク達と同じくナノマシンの餌食となり全滅させられた。
たぶん、脳に何らかの作用を与えているのだろうか、ナノマシンに侵食された人間はこの国に服従し抵抗する事が出来なくなる。
さらに囚われた人々は容姿や能力などによって選別され、さらなるナノマシン投与によって調整を受け様々な場所で奴隷としての生活を始める事になる。
生かしておいても役に立たず、ナノマシン他の技術によるフォローも不可能と判断された老人や病人達は全て『処分』されたという。
以来、彼らに何一つ逆らう事の出来ない性奴隷として『加工』されてしまったボクはこの淫靡な地下空間で幾人もの男の人達に抱かれ続けた。
ナノマシンはボクを未だに改造し続けているらしく、ボクの体は日に日に快楽に従順になり、
鍛えられていた筋肉は同じ年頃の普通の女の子程度まで衰えて、代わりに薄く脂肪のついた男達を欲情させる柔らかな肉体へと変化していた。
もうボクは戻れない。
戻る事が出来ない。
もはやボクはこの国の男達の性処理用具でしかないのだから。

「さあ、今日もぐちゃぐちゃになるまでヨガらせてあげるからな」
「ひや…やら…きもちいいの…いやだよお…ボク…おかしくなっちゃうぅ……」
迫り来る快楽地獄への恐怖にイヤイヤとボクは首を振った。
僅かにこの国に反発するだけの理性や嫌悪感を残しているのは、ボクの抵抗をねじ伏せて楽しみたいという客の要望を反映した為なのだろう。
いっそ、このまま全ての理性を奪われて、何も考えられないただの人形になれば楽になれるのに。
弱りきった心の片隅でそんな事を考えるボクの体を、男の手が好き勝手に愛撫する。
「ひや…はぁ…ちくび…いじめないでぇ!…ふあああ!!…いや…わきのした…だめ!…なめないで!!」
「ひはは、相変わらずいい声だ!もっと啼け、喚け!!」
平らな胸の先端、ピンと張り詰めた乳首が男の指先で乱暴に摘まれ、こねくり回される。
神経の集中したその部分を嬲られる衝撃が何度もボクの全身を駆け巡り、意識をかき乱す。
さらに、快感に流されるままで力の抜けきった腕を持ち上げられ、男の舌が無防備な腋の下に吸い付いた。
汗の一雫も逃すまいとボクの腋の下を舐め続ける男の舌に刺激される度、ボクは一際大きな嬌声を上げて背中を反らせた。
そして、快楽の渦の中に溺れていくボクを、男はさらに手を変え品を変え責め立て続ける。
「はひゃあ…ひぅううんっ!…ひや…ひやあああっ!!!…くるう…くるっちゃうのぉおおおおおっっっ!!!!」
どこまでも鋭敏に、ひたすら快感に弱く、男の征服欲を満たす為の体になり果てたボク。
強烈な快楽と、残された僅かな理性の間でボクは引き裂かれていく。
泣きじゃくり許しを乞う声を上げれば上げただけ、男の責めはさらに激しくなる。
背中に残されたいくつものキスの跡がジンジンと火傷のように疼き、耳を甘噛みされただけで頭が真っ白になる。
そしてついに男の指先はバニースーツのレオタード越しにぐちゅぐちゅに濡れたボクのアソコを責め始めた。
「ははははっ!!!相変わらずの大洪水だな!!まったくお前はとんでもない淫乱だ!!」
「らめ…言わないで…そんなこと…言わないれ……」
「ああ、そうだな。こんな事を言う必要はまるで無い。見ろ、エナメルのレオタード越しに弄っただけで私の指先はびしょ濡れだ。
言わなくたって誰にでも分かる。お前は救いようのない淫乱なんだよ!!ハハハハハハハハハハッッッ!!!!!」
「…ちが…う…ボクは…ボク…はぁ……うあ…きゃひぃいいいいいいいっ!!!…ひはっ…あああああああんっっ!!!」
男の指がレオタード越しにボクのアソコの割れ目をかき乱す。
迸る快感はもはやボクの心と体のキャパシティを超えて、ただ狂ったような熱としてしか感知できなくなる。

ボクの体を内側から焼き尽くし、ボクの全てを奪い去る狂った炎。
だというのに、知らず知らずの内にボクの腰はガクガクと動き始め、さらなる刺激をねだるように敏感なその場所を男の指に擦りつける。
(ああ…もう…ボクは…ボクは………)
堕ち果てた自分の有様に絶望しながらも、ボクはそれを止める事が出来ない。
弄られたい。嬲られたい。慰み者にされたい。
この国によって改造された奴隷の体が叫ぶ。
もっと滅茶苦茶に犯されて、壊れてしまいたい。
服従させられて、蹂躙されて、ただ男の人の精を受ける為だけの道具として生きる。
生まれた時から決まっていた。
それだけがきっとボクの幸せだったんだ、と。
(ちがう、ちがう、ちがう…ボクは…ボクはエルメスと一緒に色んな国を旅して、色んな物を見て……ひぃ…いやああああああっ!!!)
屈服させられようとしていた肉体に必死に抵抗を試みたボクの思考を、さらなる快感が断ち切った。
「うまいなあ。うまいぞ。お前の蜜は格別の味だ」
「ひはっ…くあああっ!!!…あくっ…くひぃいいいいっ!!!…ああ、なめられてる、しゃぶられてるぅううううううっっ!!!!」
ビリビリと網タイツを破かれ、邪魔なレオタードをずらされて、露になったボクのアソコに男がしゃぶりつく。
とめどなく溢れる愛液を舐め取る男の舌の動きにアソコをめちゃめちゃに刺激されて、ボクはただ快楽に泣き叫ぶだけの獣に成り果てた。
(だめぇ…きもちいい…きもちいい…きもちよすぎるぅううううううううっ!!!!!)
『気持ちいい』
その言葉だけがボクの頭の中を埋め尽くしていく。
下半身で荒れ狂う凶悪な熱の塊に翻弄されて、ボクが壊されていく。
この熱がほしい。この熱いのでボクの心も体も溶かして欲しい。
やがて、限界を超えたその熱はボクを呑み込んで、洪水となってアソコから流れだした。
「ひやっ…ひぃいいいんっ!!!…きゃひいいいいっ!!!…出るっ!!…出ちゃうぅうううううううっっっ!!!!!」
ぶしゃあああああああっ!!!!
激しい音を立てて、ボクの股間から飛沫が飛び散り、そこらじゅうにぶちまけられた。
「粗相をするとは、悪い娘だね」
「うあ…ボク……こんなにもらして……」
快感のあまりの失禁。
信じられない、信じたくない眼前の光景にボクは思わず目をつぶったけれど、この場に漂う臭いは間違いなくボクによるものだ。
その現実を誤魔化す事なんて出来やしない。

茫然自失状態のボクを見下ろしながら、ニヤニヤ笑いの男が言う。
「せっかくのバニー姿もどろどろのぐちゃぐちゃ…だけど、たまらなく魅力的だよ?」
「言わ…ないで……」
「さて、そろそろ君も奥の方がさびしいんじゃないかな?」
汗と涙と唾液と尿と、あらゆる体液に塗れた淫らなボクの姿を見てほくそ笑む男。
彼はボクの目の前でベルトを外し、パンパンに張り詰めたズボンの中から硬く太い自らのモノを取り出した。
途端に、ドクン、ボクの心臓が激しくうずいた。
「うあ……ああ…いや…なのに……はぁ…からだが………」
「無理はいけない。君がコレを大好きなのは、私もよく知っているんだから」
「…ちがう…ボクは…ちがう……」
うわ言のように否定の言葉を繰り返しながらも、ボクは男のモノから目を離すことが出来なくなっていた。
呼吸が荒くなり、心音が早まる。
そして、朦朧とした意識の中に、狂い果てた肉体の声が流れこんでくる。
犯されたい。犯されたい。犯されたい……。
(いや…ダメ……ダメぇ……)
肉欲と理性の狭間で金縛りにあったボクの心と体。
男はそれを見透かしたように、自分のモノの先端をボクの唇に押し当てた。
「どうだい?美味しいだろう?」
「んん…ぷあっ……いやぁ……」
さらに高鳴る心音、アソコからは新たな蜜がとめどもなく溢れ出し、自らの欲望を切実に訴える。
そして、気がつけばボクは……
「あ……んむ…ぴちゃぴちゃ……んんっ…くあっ……はぁはぁ……」
目の前に差し出された肉茎に舌を這わせていた。
先走りの溢れる鈴口を丹念に舐め、幹全体を口に含んで舌を絡ませながらストロークを繰り返す。
こんな事をしてちゃいけない。
僅かに残る理性の叫び声は、ボクの興奮を煽るスパイスにしかならなかった。
そのまま、無我夢中の奉仕をしばらく続けた後……
「いい子だ。それじゃあ、まずは一発、たっぷりと飲ませてあげよう」
「んっ!?…んむぅううう!!!?…んんっ!…ぷあっ…ああ…ひああああ……っ!!!!」
濃い牡の臭いと共に吐き出された大量の白濁をボクは口の中に受け止めた。
濃く粘つく大量の白濁液を、ボクは条件反射的に嚥下する。
それでも、口の中に収まり切らず溢れでた白濁液は顔全体に飛び散ってボクを汚した。
食道を流れ落ちていくその熱と、黒いエナメルのバニースーツにいくつもの痕跡を残して流れ落ちていく白濁。
外側も内側も汚されてしまったという実感に、ボクの下腹部がキュンと疼いた。

そして、また、あの声が聞こえ始める。
犯されたい。犯されたい、と。
「ああ……ボク…もう…へんに……」
「少しも変じゃないさ。男の体を、この肉棒と白濁を求めてやまない変態が今の君だ」
「…そんなこと……そんな…あっ!?…ひああああああっっ!!!!」
反論を試みたボクの声は、一度目の射精を終えても全く固さと太さを失っていない男の肉棒、その先端をアソコに押し当てられた瞬間に断ち切られた。
「さあ、存分に楽しもう」
「ひ…い…ボクはもう…ああ……ひあああああああああっっっ!!!」
しとどに濡れたボクのアソコに、男のモノが一気に挿入された。
太く固く長いソレは一気にボクの膣奥にまで届き、その先端を子宮の入口に激しく叩きつけた。
「はひぃいいいいいい!!!!…あ…あたってるぅ…太いのが…ボクのなかであばれてるぅ!!!!」
ぐっちゅぐっちゅと、淫らな水音を響かせて、肉棒がボクの膣内に何度も抜き差しされる。
その快感はさきほどまでの行為が遊びに過ぎなかったかのような激しさで、
あまりの強烈さにボクは自分の全てが内側から溶かされ消え去ってしまうのではないかという恐怖にかられる。
「ハハハハッ!!!よっぽどコレが恋しかったのだねぇ。君のアソコは私のモノに食いついて離れないよ」
「ひはあああああ…あああっ…おかしくなるぅ…きもちよすぎて、あたま、へんに……。ボク…おかしくなっちゃうよぉおおおっ!!!」
「そうか、おかしくなりそうか。なら、本当におかしくなってしまうまで、君をもっと気持よくしてあげないとね」
「ひや!?…いやあああああ!!!?…だめ…だめぇ…これいじょ…はげしいの…むりなのにぃいいいっっ!!!!」
髪を振り乱し、よがり狂うボクの姿を見て、男はピストンのスピードを早めた。
まるで内蔵ごとかき混ぜられるような激しい撹拌運動に、ボクはただ泣き、叫び、悦びの声を上げた。
狂気じみた快感に魂まで焼き尽くされるかのような恐怖がボクを支配する。
しかし、それすらもその凶悪な快感によって塗りつぶされ、やがてボクは男の腰使いに合わせて泣きじゃくる肉人形へと堕ちていく。
「…ふあ…ああっ!…きゃひいいっ!!!…ひゃあんっ!!…ひ…くふぅうううううんっっっ!!!!!」
「全く可愛い声だ。これでは私も余計に頑張ってしまうというものだ。…ふんっ!!!」
「ひああああああっ!!!!…あはぁ…あは…あはははは……きもひいい…きもひいいよぉ…ボクのなか…ぜんぶ…きもひよくなってゆの……」
もうマトモな思考回路など欠片も残されていなかった。
僅かな理性は微塵に砕けて、その隙間をボクの肉体の叫びが埋め尽くしていく。
犯されたい。気持よくなりたい。
ぐちゅぐちゅと繰り返される挿入音をバックに、響き渡るその言葉。
肉欲に屈服させられたボクは、ついに、今まで抑えていた言葉を、欲望を解き放つ。
「…ああっ!!…おかして!…もっとはげしくおかしてくらさひぃいいいいいっ!!!!!」
ボクの言葉を聞いて、男の表情はいよいよ喜悦に染まる。
「いいのかな?このままでは、おかしくなってしまう?それは嫌ではなかったのかな?」
「かまいません…かまわない…もっときもちいいのがほしいっ!!…あつくてかたいのでボクのなかぐちゃぐちゃにしてほしい!!!
おかされたいんですぅ!!めちゃくちゃにされたいんですぅ!!!…ボクは…もっときもちよくなりたいんです!!!!!!」
「ハハハッ!!!わかったとも!!!」
ボクの言葉をきっかけに、さらに激しく、叩きつけるようなグラインドで男がボクを犯す。
アソコの肉壁を割裂いてボクの中で暴れまわる剛直の感触に、ボクは歓喜の声を上げた。
「ひああああああっ!!!!…きもちいいっ!!!…きもちいいのぉ!!!!!」
完全に快楽の虜となったボクはねだるように男に唇を差し出した。
すると、男はボクの求めに応えて、ねっとりと、呼吸を忘れるようなキスをしてくれた。
汗に濡れた四肢が絡み合い、上の口も、下の口も、男に犯され、完全に支配され、性奴隷のボクは快楽の渦の中でただ喘ぐ。
ぐちゃぐちゃとアソコの内側で暴れまわる肉棒の感触に、肉体を蹂躙され尊厳を踏みにじられるマゾヒスティックな快感を覚える。
(…ボクは奴隷…ボクは人形…ボクは…ボクは…ああああっ!!!)
それは単にナノマシンによる心と体の支配だけではなく、刻みつけられた悦びによってボク自信が変化し始めた結果なのかもしれない。
(ああ…きもちいい…きもちいい…きもちいいよぉ…ボク…もう……っ!!!)
そして、快感の泥沼の中で溺れ喘ぐボクに、トドメの一撃が撃ち込まれる。
深く強く、背骨を突き抜けていく激しい突き上げ。
擦り上げられた粘膜が快楽の火花を散らし、雷のように突き抜けた絶頂感の中でボクの全てが砕け散る。
「はあああああああああっ!!!!!イクイクイクぅううううっ!!!ボク…もう…イっちゃうよぉおおおおおおおおおおっ!!!!!」
涙でぐしゃぐしゃの顔を歓喜の色に蕩けさせて、ボクは絶頂へと上り詰めた。

弓なりに反らした体がガクガクと痙攣し、連鎖的に起こった小絶頂の中でやがてボクはぐったりと崩れ落ちる。
そんなボクを男はしっかりと抱きすくめて、自らの精を余す所なくボクの子宮へと注ぎ込んだ。
男の欲望に体の内側まで占領された実感に、ボクはうっとりと体を震わせる。
「ふう、今日も素晴らしかったよ。また近いうちに来るつもりだ。それまで、楽しみにしていてくれ」
「はい……またボクのアソコを…めちゃくちゃに…おかしてください……」
「ああ、わかっている」
あらゆる体液に塗れて、最初の宣告通りぐちょぐちょにされたバニーガールのボクを残して、衣服を直した男は立ち去っていった。
長く続く絶頂の余韻の中、次第に思考力を取り戻し始めたボクは今の自分を顧みて思う。
(…はは…あの男の人の言う通りだ。…もうボクは…どうしようもない淫乱の肉奴隷なんだ……もう二度と元のボクには戻れっこない…)
ボクはもう旅人のキノなんかじゃない。
その証拠に、ほら、今まで見てきた国々の事も、出会った人達の事も、記憶に霞がかかったように思い出せない。
代わりに思い浮かぶのは、毎日ボクの心と体を蹂躙していく狂気じみた肉の快楽だけ。
最初の頃、無理矢理に犯された辛い思い出ですら、今はボクを興奮させる材料にしかならない。
ボクは奴隷。
肉の奴隷。
快楽に喘ぎ、性を貪る卑しい人形。
酒場の片隅に捨て置かれたみじめなボクの頬を伝う涙が、
悲しみの為に零れ落ちたのか、それともさらなる陵辱への悦びに流された嬉し涙なのか、ボクにはもう分からなくなっていた。





というわけで、ここまででお終いです。
キノさんをいぢめたくなって書いたのですが、調子に乗りすぎちゃったでしょうか?
なんというか、キノさんには揉みくちゃにしたくなるような可愛さがあります。
こういうエロ話じゃなくても、キノさんをぎゅーっと抱きしめたい。
もしくは、抱きしめられて照れ気味なキノさんとか見てみたいです。
ホント、なんであんなに可愛いんでしょうねえ?

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